人は自分の意志で体を自由に動かせる。
自由な動きを完成させるのは
実は自分の意志ではない。

体中の細胞の一つ一つまで人は自分の意志で管理は出来ない。

その為生命活動の殆どが実は無意識によって行われている。
体を動かす時にも生命活動は無意識に行われ
常に最適な状態を保つ。

体を動かす時に動くのは筋肉だけではない。
細胞の一つ一つまで協調して最適な働きをしている。

体中の全ての動きの意志は接触する場所と
触れるものに同調する。

体の詳細な動きを身体操作と呼ぶならば
身体操作は地球の触れるものに同調して
無意識に行われている。

つまり身体動作という自分の意志の動きと
動作を完成させる身体操作が常に同時に協調して
体の動きは完成する。

そこに気が付き探求したものが東洋の身体論になる。